糖尿病は、毎日決まった時間に食事とインシュリン注射が必要な病気です。
猫や犬と違って、ききわけがないないフェレットは、
注射も食事の制限も我慢できません。
注射は、爆睡中や、ごはんに気を取られている間を狙って打ちましたが
変なところだけは賢いので、注射はかなり大変でした。
病院で血液検査の結果にガクリ...
安定しない血糖値に一喜一憂...
オシッコ検査紙の色に、一喜一憂...
治療にかかる費用は、かなりの高額だったし、
通院には、時間も体力も使い、会社も何度も休みました。
夜の注射の時間に遅れるといけないので、仕事が終ったら大急ぎで帰宅。
注射の時間が決まっているので、当然、残業はパス。
上司に白い目で見られても、そんなこと気にしていられませんでした。
たったの2ヶ月足らずのインシュリン生活でしたが、
今思い返しても、とても長い期間だったように思えます。
幸いみっちょんはインシュリン離脱しましたが、
普通は、一生お付き合いすることが多い病気です。
糖尿病ペットと暮らす飼主のみなさんが、
焦らず、気長に、そして自分の健康も考えながら、
糖尿病とうまくお付き合いできますように!!!
9≪最後に≫
みっちょんは、糖尿病になる1年半前に、インスリノーマ(膵臓癌)
の手術をしています。
そのインスリノーマの再発防止のために、
ずっとステロイド剤を服用していました。
このステロイド剤の副作用で、糖尿病になっていた可能性が
高いのではないかな?と思っています。
実際、糖尿病になってステロイド剤を止めて(糖尿病には
ステロイド剤は使えません)約2ヶ月で、インシュリンが
いらなくなりました。
ステロイドが完全に身体から抜けるのに、
2ヶ月かかったということなのかな?と思ったりしています。