これについても、リンク先のHPに詳しく書かれていますので、簡単に説明します。
糖尿病は、インシュリン不足のため、ブドウ糖をエネルギーに変えることができません。
脂肪組織に蓄えられるはずの脂肪酸も、その分解や合成がインシュリン不足の為に、
十分にできません。
そのため、脂肪酸を分解する時の燃えカスのようなものが残ってしまいます。
この燃えカスが「ケトン体」です。
ケトン体が増えると体は酸性に傾きます。
この血液が酸性に偏りすぎた状態が「ケトアシドーシス」です。
ケトアシドーシスが進むと、酸性の血液によって脳の機能が抑制され、
意識障害や昏睡という大変危険な状態になってしまいます。
治療は、アルカリ性の輸液の点滴で、酸性に傾いた血液をアルカリ性に戻します。
※ケトン体は、尿検査紙で簡単に検査できますが、
検査紙は、市販はされていないようですので、
病院で分けてもらうか、調剤薬局で取り寄せてもらうといいと思います。
「静脈点滴」は、手首の皮膚を切り、血管をむき出しにして、
そこにシリコンの針をつけます。
これをつけていると、テープの外に出ているシリコン部分に
針を刺すだけで、輸液が血管にはいるので、
血管を捜すために何度も針を刺す必要がありません。
カットダウンという方法で、一番安全だそうでうが、
外れると、じわじわと血がにじんできて止まらなくなります。
嫌がって外したがりますが、絶対に外れないように注意が必要です。
フェレットのように、小さくて血管が細い動物は、
一度カットダウンするとその血管はつぶれてしまうので、
次には使えないそうです。
※スペシャルフードで、血管の再生が可能という情報もあります。
資料がどこかにいってしまったので、もしも知りたい方は、メールを下さい。
探して、見つからなければ、情報を頂いた方に問い合わせます。(^_^;;