日本では、別名、死人花(しびとばな)、幽霊花(ゆうれいばな)とも呼ばれ
あまり縁起のいい花として扱われていないのが残念です。

忌み嫌われる由縁は、ヒガンバナには、有毒成分が含まれていて、
土蔵の土壁に混ぜてネズミの侵入を防止したり、
墓地に土葬した死体を獣などが荒らさないように
植えられた時代があった為のようです。

球根には毒がありますが、食用・薬用にもなります。

「ヒガンバナを栽培している」というと、
「え〜っ、気持ち悪い」
言われることがしばしばあります。>しつれーなっ!!!(−_−;
でも、欧米では、そんな忌み嫌う風潮がないため
レッドスパイダーリリーという名で、人気があります。
多くの魅力ある品種も開発されており、白や黄色の花もあります。

昨年、黄色の球根を販売しているのを見つけましたが、
赤一色で咲くほうがきれいかなぁ?と思い、買いませんでした。
これ以上、増えてもこまるし...(^^;;


お隣の国、韓国では彼岸花のことを
「相思華(サンシチョ)」と呼ぶようです。
花と葉が同時に出ることはないけれども、「花は葉を想い、葉は花を思っている」
とても、ロマンチックな別名ですよね〜。


      


秋のお彼岸の頃に、葉も何もないところから、花芽だけが出て
グングン伸び、真っ直ぐに伸びた茎の先に、
花火が弾けるように赤い花が咲きます。

花が咲き終わり、秋になると、葉が出始めます。
細いつややかな葉は、冬の積雪にも耐え球根に養分を溜め込むそうです。

葉は、春の終わり頃から枯れ始め、夏には土の中の球根だけになります。
夏の水やりは、数日はサボっても大丈夫ですので、

夏の旅行には、安心な花かも...(^^;

夏の間、葉が枯れて殺風景なプランターに水やりをしながら、
お彼岸の頃の開花を楽しみに待ちます。



私は、花火のように弾けて、鮮やかで妖艶に咲く彼岸花が大好きです。


日本でも、もっともっと人気が出て欲しい花です。

ヒガンバナ(彼岸花)

別名の【曼珠沙華(まんじゅしゃげ)】は、天上の花、赤い華という意味です。
この華を見ると現世の悪業が消える、極楽に咲く花という説もあり、
中国やインドでは、縁起のいい花とされているようです。
蕾は、いっぺんには咲かず、
1つずつ咲いていきます。
タマスダレと同じ時季に咲くので、
赤と白のコントラストが綺麗なんですが、
今年は、タマスダレの咲くのが
ちょっと早かったなぁ...

でも、のんびり屋さんのタマスダレが、
少しだけ咲いてます。
花が重なりすぎて、
ちょっとかわいそう...
今年は、このプランターの球根も
間引きしないとなぁ...

ざっと数えただけですが、
100本以上ありました。

枯れる少し前は、
淵が白くなってきて、
これも綺麗です。
真っ直ぐに伸びた茎の先で
咲く姿は、まるで花火が
弾けたよう。

2006.10.01 雨に打たれて、赤い花がより鮮やかに見えました。

ヒガンバナちゃん、来年も、沢山咲いてね〜!


雨の雫が、
花を飾ってくれてます。

そろそろ、満開の時季も終わりに...
でも、まだ新しい花芽が数本
出てきています♪

二本仲良く寄り添ってます。


2006.10.29
花が終わり、葉っぱが出てきました。
葉は、冬の積雪にも耐え、綺麗な緑のまま冬を越し、
春になると枯れてしまいます。
そして、秋のお彼岸の頃になると、
葉も何もないところから、花芽が出てきます...
「相思華(サンシチョ)」...

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